お客様の声

株式会社ハリカ様
業種:卸売業
用途:葬儀社向けカタログギフトの利用実績収集
導入時期:2025年1月
システム導入企業:日精株式会社
ご導入いただいている製品
※本システムについては、当社のソリューション事業部で開発し、日精株式会社様に導入いただきました。
導入経緯
| 背景 |
即返し需要の拡大で「配布実績の正確な把握」が必須に
ハリカ様は、カタログ・実店舗・Webの複数チャネルでギフト商品を提供し、冠婚葬祭から季節ギフトまで幅広く対応してきました。 近年、葬儀業界では施行スタイルの多様化や価格競争を背景に、サービス品質を維持しながら現場業務を効率化することがより重要になっています。中でも香典返しは、葬儀当日に参列者へ手渡す「即返し」カタログギフトの需要が拡大し、短時間で大量のカタログを正確に配布・管理する運用が求められていました。 その結果、「どの管理番号のカタログをどのご葬家に渡したか」「当日何冊使ったか」を現場で取り違えなく把握し、速やかに報告できる仕組みが継続運用の鍵になっていました。 |
| 課題 |
「手書き×FAX」運用ではスピードと正確性に限界
従来は、各カタログに付与された「お客様番号(管理番号)」を葬儀当日の現場で1冊ずつ確認し、手書きで記録したうえでFAXで報告する運用が中心でした。しかしこの方法では、たとえば数百冊を配布するケースでは、6~8桁の番号を手作業で転記する必要があり、現場スタッフの負荷が大きくなります。 さらに、記入漏れ・読み違い・転記ミスといったヒューマンエラーが起きやすく、配布実績の確認に手戻りが発生するリスクも高まっていました。そこで、ピーク業務でも処理が追いつき、かつ配布情報を正確に取得できる仕組みとして、複数冊のIDをまとめて読み取れるRFIDの活用を検討しました。 |

RFID運用イメージ
| 運用 |
現場は“読むだけ”—差分集計から報告までを仕組化
RFIDの活用により、現場作業は以下の4ステップに簡素化されました。 RFIDタグ貼付 :UHF帯RFタグをカタログギフトに貼付。 事前データ登録:葬儀ごとに、葬家名・葬儀社名と配布予定のカタログIDを紐づけてシステムへ登録。 配布前スキャン:葬儀開始前にRFIDリーダで配布予定分を一括読み取りし、在庫を確定。 終了後スキャン:残ったカタログを再度読み取り、システムが差分を自動計算。そのまま実績としてクラウドへ送信。 「読むだけ」で業務が完結するシンプルな仕組みにより、手書き作業は撤廃され、現場スタッフの負担は大幅に軽減されました。 また、配布実績の照合にかかる手戻りリスクも最小化され、定着率の高い運用体制を実現しています。 |

RFタグの読み取り

導入効果
| 効果 |
転記の撤廃で現場負担を軽減、実績確認もスムーズに
RFIDシステムの導入により、これまで必要だった手書き転記とFAX報告の負担が大幅に軽減されました。複数冊をまとめて読み取れるため、10冊程度であれば約1秒で読み取りが完了し、報告までの時間が短縮されています。 また、手書きによる記入漏れ・読み違い・転記ミスが無くなり、配布実績の照合にかかる手戻りリスクも低減しました。少冊数の配布でも「読むだけ」で処理が完結するため、現場にとっての運用ハードルが下がり、定着も進みやすくなっています。 |

システム構成

今後の展望
| 展望 |
「即ピット」を通じて葬儀業界の効率化とカタログギフトの普及を推進
ハリカ様では、今回のRFIDシステムをパッケージ化した「即ピット」を展開し、葬儀業界全体の効率化とカタログギフトの普及を加速させています。自社のカタログ利用者に向けて、RFIDリーダーやスマートフォンなどの必要な機器とシステムを「サービス価格」で一括提供することで、導入のハードルを下げ、手軽に運用を開始できる環境を整備しました。今後は同業他社への展開も視野に入れており、「即ピット」の普及を通じて葬儀業界における業務効率化を支援し、業界全体のサービス品質向上に貢献していく方針です。 |










UHF帯リーダライタ
システム
UHF帯RFタグ