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IoTエッジデバイス向け RFID 自律型リーダ

本製品はIoTエッジデバイスとして活用可能なRFIDリーダです。
社内または外部ネットワークに接続することで、読み取ったRF タグ /IC カードのデータを MQTT Brokerへ送信することができます。ネットワークへの接続は、有線 LAN もしくは無線LAN(2.4GHz)での接続が可能です。
本製品は、あらかじめ設定された仕様で自律的 に読み取りをおこないます。そのため、 本製品 を制御するためのアプリケーションを開発することなく使用することができ、システムの開発費抑制、導入までの期間短縮が可能です。UHF帯(920MHz)、HF帯(13.56MHz)をラインナップし、ご使用用途に併せてご提供が可能です。

UHF帯 自律型リーダ (MQTT通信対応)

HF帯 自律型リーダ (MQTT通信対応)

自律型リーダの特長

自律型リーダのためPC制御やソフト開発が不要

IoTエッジデバイスの1つとしてRFIDを簡単に導入可能

MQTT通信対応でRFIDの読み取りデータをクラウドへ送信

RFIDリーダの二度読み禁止機能で、読み取りデータの送信頻度をタグのIN/OUTの状態変化時のみとする事が可能

複数タグの一括読み取りにも対応

MQTT通信とは?



MQTTの概要

MQTT(Message Queuing Telemetry Transport)とは、インターネットなどのIPネットワーク上で利用できる軽量のメッセージング プロトコルで、1999年にIBM社とEurotech社により考案されました。現在、インターネットで主流となっているHTTPと比較し、MQTTはデータ量の少ない情報をやり取りすることに適しており、1対1だけでなく多数対多数の通信も可能です。ネットワークに接続されたモノ同士で通信するM2M(Machine-to-Machine)や、モノがインターネットと繋がって通信するIoT(Internet of Things)にも適しており、現在では様々な産業で広く利用されています。

MQTTの通信構成

MQTTは、パブリッシュ/サブスクライブ(Publish/Subscribe)型のメッセージモデルを採用しています。Publish/Subscribe型モデルでは、メッセージの送信側をPublisher、受信側をSubscriberに分け、Brokerと呼ばれるMQTTサーバーがメッセージの中継を行います。
メッセージはSubscriber(受信側)に直接送信されるわけではなく、「topic」を通じてBrokerを中継してやり取りを行います。topicとは、メッセージの宛先を指定でき、「/」を使って階層構造を示したものです。
これによりPublisher(送信側)はSubscriber(受信側)を意識することなく、Brokerにメッセージの送信が可能です。

MQTTの特長
ー 低帯域環境の通信

MQTTメッセージのヘッダサイズは2バイト~とHTTPと比較して非常に軽量なため、低帯域なネットワーク環境でも通信が可能です。

ー 低電力

MQTTはシンプルなデータ構造をしており、特にデータ量の少ないメッセージを頻繁に送受信する際に、CPU負荷や消費電力を抑えることができます。

信頼性

モバイルネットワークやWi-Fiなどの通信接続が不安定な場合など、MQTTでは、メッセージ配信の信頼性をさまざまなネットワーク環境下で保証するQuality of Serviceが定められています。

ー セキュア通信

MQTTはTTLS/SSL暗号化をサポートしているためメッセージを暗号化(MQTTS)して送信可能です。

 

MQTT通信によるデモ環境の構築

Free環境のBroker利用で“すぐに”読取デモをスタート

Brokerの準備にはMQTTクラウドサービスであるAWS IoT Core(Amazon)やAzure(Microsoft)といった有料サービスが必要です。しかし 「導入検討段階で有料サービス利用は難しい」といったお客様も多くいるため、そのような場合には、無料のパブリックBroker「HIVE MQ」を使用した簡易的な読取デモをご紹介しています。
※HIVE MQ等のFree環境のBrokerをご使用の際は、使用条件などを事前にご確認のうえ、お客様の責任でご使用ください。

HIVE MQによるデモ環境構築方法は
こちらから

タカヤクラウドサービス(RFID作業実績収集システム)


自律型リーダからのRFIDデータ収集・蓄積と、収集されたデータの“見える化”を実現したクラウドサービス

IoTプラットフォームはAWSを利用し、IoTデータ収集とBI・ダッシュボード機能を提供

APIを利用しデータストレージにアクセスでき、実績データの取得が可能

収集されたデータを利用してダッシュボード表示を行い、分析や状況確認など“見える化”を実現



RFID作業実績収集システムのカタログは
こちらから

IoTプラットフォームの詳細は
こちらから

RFID作業実績収集システム 構成例

機器構成イメージ図
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