製品について
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よくある質問一覧
HF帯
A
各製品の交信距離を測定した資料を「HF帯製品資料」に用意しています。
※会員登録、ログイン後に閲覧ができます
使用するRFタグや周囲環境により交信距離は変化しますので目安としてご利用ください。
使用するタグがお決まりであれば、お見計らい用に機器のお貸し出しも可能です。
販売パートナー様(タグ購入先)、または当社サポート窓口(rfid@takaya.co.jp)へご相談ください。
UHF帯
A
各製品の交信距離を測定した資料を「UHF帯製品資料」に用意しています。
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使用するRFタグや周囲環境により交信距離は変化しますので目安としてご利用ください。
使用するタグがお決まりであれば、お見計らい用に機器のお貸し出しも可能です。
販売パートナー様(タグ購入先)、または当社サポート窓口(rfid@takaya.co.jp)へご相談ください。
HF帯 UHF帯 LF帯
A
RS-232CをUSBに変換するコンバータ(ケーブル)をご利用いただくことで対応可能です。
PCからはCOMポートとして認識します。
なお、当社にて動作確認済み(2022.3.1現在)のRS232C/USB変換ケーブルは以下の通りです。
・RATOCシステム社「REX-USB60F」
・FTDI社「USB232R-10-BULK」
・ATEN社「UC232A」
・ELECOM社「UC-SGT1」
・BUFFALO社「BSUSRC0605BS」
※リーダライタとPC間に接続して、当社ユーティリティツールを動作させた検証結果です。
※上記製品は、当社にて動作確認を実施したものですが、動作を保障するものではありません。
※一部製品は、COMポートとして認識させるために、専用ドライバーをインストールする必要があります。
HF帯
A
<アンテナ周囲の金属体による影響>
アンテナ、あるいはタグ近傍に金属体が存在するとアンテナ(タグ)の共振周波数がずれ、交信性能の低下が考えられます。
基本的にはアンテナを金属体から離した設計を推奨しています。
装置の構造上、アンテナ近傍に金属体を配置せざるをえない場合、実機環境をお伺いした上で適切な対策案を検討させて頂きますので、 サポート窓口(rfid@takaya.co.jp)へご相談ください。
<モジュールの固定方法>
R/Wモジュール等の基板を設置側筐体にネジ止めする際、基板のネジ穴が基板のGNDと導通しているため、金属スぺーサや
金属ビスを使うことで、 筐体のアースに落とすことができます。
ただし、交信性能については筐体アースに落とした方が良い場合、落とさない方が良い場合があり、一概にどちらが良いとは
言えませんので、 実機環境にてご評価頂き、ご判断をお願い致します。
GNDが安定して良い場合もあれば、逆に装置からのノイズを受けて性能に影響する場合もあります。
また、海外認証等のEMI試験対策としては、一般的に筐体アースに落とした方が有効な場合があります。
その他注意点など技術情報は、「HF帯製品資料」ページの「TR3シリーズ導入ガイド」をご参照ください。
HF帯
A
リーダライタとアンテナ間のケーブル長を延長することは可能です。
ただし、ケーブル長の変更は交信性能に影響するため、下表に示すケーブル長での使用を推奨しています。
これ以外の長さをご希望の場合は別途ご相談ください。
延長する場合、ツイストペア線の場合は、標準品の90mmを別売品の500mmに差し替えます。
同軸ケーブルの場合は、アンテナにより、アンテナ側に付いているケーブル(2mまたは3m)に延長ケーブル(8mまたは7m)を
追加する場合と、付属品のケーブルを使用せずに10mのケーブルを接続する場合があります。
詳細は、各アンテナの取扱説明書をご参照ください。

UHF帯
A
UTRリーダライタには以下の2種類の動作モードがあります。
(1) コマンドモード
リーダライタは、上位機器からのコマンドを受けるとRFタグとの交信をおこない、その結果をレスポンスで返します。
アンテナの読み取りエリア内にRFタグがある状態でコマンドを実行する必要があります。 制御ソフト側の「読み取り」ボタンや、制御系のセンサ入力をトリガとして、 上位機器(PC, PLCなど)からコマンドを送信して読み取りをおこないます。
(2) 自動読み取りモード
リーダライタはRFタグの読み取りを自律的に連続実行します。 RFタグの読み取りに成功した場合、読み取ったデータを上位機器に返します。 読み取りするRFタグのメモリ領域(MemBank, アドレス)はリーダライタに予め書き込んでおきます。 上位機器側では、リーダライタからの読み取り結果を受けて処理をおこないます。 上位機器からの読み取りのコマンドを送ることなく読み取りをおこないますので、コマンドモードと比較して高速に読み取り結果を取得することができます。
UHF帯
A
UTRリーダライタには次の機能があります。
● RFタグとの交信
RFタグと交信をおこない、RFタグに対して以下の動作をおこないます。
・複数のRFタグのデータの読み取り(Inventory)
・RFタグのデータの読み取り(Read)
・RFタグへのデータの書き込み(Write)
・RFタグのメモリロック(Lock)、キル(Kill)
● リーダライタの制御機能
(1) 電波の出力レベルの設定
(2) 出力周波数の設定
(3) キャリア出力時間の設定
(4) キャリア休止時間の設定
(5) キャリアセンス時間の設定
(6) 周波数のスキャンモードの設定
(7) アンテナ切替の設定
(8) Q値(※)の設定
(9) Q値(※)の自動UP/DOWN機能
(10) Selectコマンドの使用
(11) リトライ回数
(12) RSSIフィルタ機能の設定
(13) 本体のブザー・LEDの制御
(14) RF送信信号(キャリア)の制御
※Q値は、Inventory処理のタイムスロット数を表します。
HF帯
A
はい、可能です。
据置型では、多チャンネル搭載の アンテナ外付け型リーダライタ、また、組込用モジュールとしては、 アンテナ切替基板を併用して複数のアンテナを制御する機器構成をご用意しています。
複数のアンテナを接続した場合、電波が同時に複数のアンテナから出るのではなく、切替制御をおこないますので、多数のアンテナを切り替える場合の処理時間(読み取り間隔)にご注意ください。
制御方法としては、上位コマンド制御(アンテナ指定後、各種コマンド実行)、及び自動切替制御 (リーダライタにてアンテナを順次切り替えながら自動でデータを上位へ送信する)が可能です。
■ショートレンジ(100mW)
・アンテナ外付け型「TR3X-MD01-8/TR3X-MU01-8/TR3X-MN01-8」※最大8ch切替
※リーダライタの出力を100mWおよび300mWに切替可能
・組込用モジュール「TR3-C202+TR3-PS202」※最大8ch切替
※TR3-PS202カスケード構成時、最大64ch切替可能
■ミドルレンジ(300mW )
・アンテナ外付け型「TR3X-MD01-8/TR3X-MU01-8/TR3X-MN01-8」※最大8ch切替
・組込用モジュール「TR3X-M101+TR3-PS202」※最大8ch切替
※TR3-PS201カスケード構成時、最大64ch切替可能
■ロングレンジ(1W)
・アンテナ外付け型「TR3X-LDUN01-4」※最大4ch切替
UHF帯
A
多chタイプのリーダライタの場合、可能です。
1chタイプのモジュール型リーダライタの場合、複数のアンテナを接続することはできません。
据置型(UTR-SU01-3CH / UTR-SN01-3CH)は、本体内蔵アンテナと外付けアンテナ2枚の最大3チャンネルの切替制御が可能です。
・コマンドモードにおいては、アンテナ切り替えのコマンドにより、どのアンテナから電波を出力するかを選択することができます。
・自動読み取りモードにおいては、指定したアンテナを自動的に切り替えながら読み取りをおこない、
レスポンスのフォーマット解析により、どのアンテナで読み取った結果かを判別することができます。
HF帯
A
アンテナ切替基板(8ch切替)を2段に接続して、最大64枚のアンテナを制御する方法です。
詳細は「HF帯製品資料」ページの「アンテナ切替基板(8ch出力)取扱説明書」を参照してください
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・TR3-C202とTR3-PS202を使用して64枚のアンテナを接続する例

HF帯
A
複数のアンテナを近接配置する場合、近接するアンテナ同士の干渉や誘導の影響を考慮する必要があります。
詳しくは「HF帯製品資料」ページの「TR3シリーズ導入ガイド」を参照してください。
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HF帯
A
専用のLAN設定ツール「IPSet」または「IPSet2」を使用して、現在のIPアドレスの確認や、デフォルト値への変更をおこなうことができます。詳細は、「HF帯製品資料」ページの「LANインターフェース製品取扱説明書」をご参照ください。
※技術資料は、会員登録・ログイン後に閲覧ができます
LAN設定ツールは機種により、IPSetを使用する場合と、IPSet2を使用する場合があります。
使用する設定ツールは、LANインターフェース製品取扱説明書に対応表があります。
■IPSet対応機種の場合
「IPアドレス:192.168.0.1(デフォルト値)」で接続する方法を説明しています。
※「出荷時設定値」とは異なりますのでご注意ください。
「デフォルト値」で通信を確立した後、LAN設定ツールIPSetの機能「初期化」を実行し、各パラメータを「出荷時設定値」へ戻します。
■IPSet2対応機種の場合
上位機器とリーダライタを、ハブ等を介さずにクロスケーブルで直結することで、リーダライタのIPアドレスを知ることができます。
その後、上位機器側を同一のネットワーク設定に変更して、上位機器とリーダライタを接続し、リーダライタのIPアドレスを
初期化または変更します。
UHF帯
A
■UTR-SN01-3CH/TR3-IF-N4-Uの場合
LANクロスケーブルを使用して上位機器(WindowsPC)とリーダライタ(またはインターフェース基板)を1対1で直接接続し、
専用のLAN設定ツール(IPSet2-UTR)を使用することで、リーダライタのIPアドレスを知ることができます。
また、本ツールを使用することで、リーダライタのネットワーク設定を工場出荷時の状態に初期化することができます。
■UTR-SHR201/UTR-SUN02-4CHの場合
USB TypeCケーブルを使用して上位機器(WindowsPC)とハンディリーダライタを接続し、専用のインターフェース基板設定ツール(TR3IFBTool)を使用することで、ハンディリーダライタのIPアドレスを確認・変更することができます。
※LAN設定ツール( IPSet2-UTR)およびインターフェース基板設定ツール(TR3IFBTool)は、「ユーティリティソフト」のページよりダウンロードすることができます。
HF帯
A
「HF帯製品資料」ページの「LANインターフェース製品取扱説明書」の「トラブルシューティング」を参照ください。
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LAN設定ツール「IPSet」または「IPSet2」を使用してリーダライタのネットワーク設定を変更します。
使用するLAN設定ツールは機種により異なり、LANインターフェース製品取扱説明書に対応表があります。
UHF帯
A
始めに以下の確認をおこなってください
・リーダライタの電源が入っているか(ACアダプタが挿さっているか)
・指定しているリーダライタのIPアドレスとポート番号は正しいか
・サブネットマスクなど、上位機器とリーダライタが同一のネットワークとなるように設定されているか
ソフトウェア側の問題か、ハードウェア側の問題かの切り分けのために、
弊社ユーティリティツールUTRRWManagerを使用して通信できるか確認をおこないます。
LANインターフェース特有のトラブルシューティングについては、「ユーティリティソフト」ページ内の
「LAN設定ツール(IPSet2-UTR) 取扱説明書」または「LAN設定ツール(TR3IFBTool) 取扱説明書」をご参照ください。
HF帯
A
代表的なコマンドの処理時間(実測値)は「HF帯製品資料」ページの「TR3-C202/TR3XMシリーズコマンド処理時間」に
掲載していますので、上位アプリケーション設計時の参考にしてください。
※技術資料は、会員登録・ログイン後に閲覧ができます
また、ユーティリティツールTR3RWManagerにて各種コマンド試行によるコマンドレスポンスのログが確認できますので、
併せてご確認ください。
なお、リーダライタの設定変更により処理時間の短縮が図れますので、必要に応じてご検討ください。
・通信速度(出荷時設定 19200bps → 38400bps、115200bps※ )
・アンチコリジョンモード(高速処理モード ※TR3通信プロトコル説明書参照)
・ReadBytes/RDLOOP系の内部処理(出荷時設定ReadSingleBlock → ReadMultiBlock)
※通信速度 115200bpsは、TR3Xシリーズの一部機種(ROMバージョン1.07以降)で対応しています。
HF帯
A
各種動作モードの仕様については、各製品の通信プロトコル説明書をご参照ください。
通信プロトコル説明書は、こちらよりダウンロードしていただけます。
各種自動読み取りモードは、リーダライタで読み取ったデータを上位へ非同期で送信します。ISO15693規格のRFタグ専用の動作モードです。
・RDLOOPモードは、「UID+任意指定データ(リーダライタのEEPROMにて設定)」を読み取ります。
読み取るデータは、ISO15693系コマンド(WriteSingleBlock等)でライトします。
・オートスキャンモードで読み取るデータは、弊社独自のライトコマンド(SimpleWrite)でライトを行い、管理領域として
タグデータ領域の一部を使用します。 フォーマットの異なるRFタグのデータは読み取ることができませんのでご注意ください。
例えば、タグへのエンコードを(SimpleWriteコマンドを利用できない)RFID対応プリンタなどで実施される場合には、
オートスキャンモードが利用できない為、 汎用性を考慮してRDLOOPオードの利用をご検討ください。
また、読み取りエリアを予め設定しておくのではなく、プログラム実行時に指定する方法として、RDLOOPコマンドもございます。
HF帯
A
・ソフト開発方法
「通信プロトコル説明書」に従ってラダープログラムを開発いただくことになります。
通信プロトコル説明書は、こちらよりダウンロードしていただけます。
リーダライタとの接続/切断、コマンド送信、レスポンス受信、レスポンスのフォーマット解析については、お客様にて処理を実装いただく必要があります。
ソフト開発の参考に、リーダライタをWindows系PCに接続し、専用ユーティリティソフト「TR3RWManager」で動作させると、ログ画面にて送受信データや処理時間を確認できます。
・LANインターフェースを使用する場合の注意点
LAN接続の場合、レスポンスが複数のパケットに分割してPLC側に送信される場合がありますので、複数の受信データを結合してフォーマット解析をおこなう必要があります。
【よくあるお問合わせ】
① PLC側のタイマー設定により、リーダライタからのレスポンスが受信できない
→PLCのタイマー設定(リーダライタからの受診開始、および受信終了のタイミング)を適切に設定してください。
また、リーダライタはコマンドにより内部の処理時間や応答タイミングが異なるので注意が必要です。
② RS232Cケーブルの結線仕様
(PLCのコネクタ仕様に合わせてRS232Cケーブルを別途用意される場合など)
→リーダライタが使用している信号は、Tx、Rx、GNDの3極のみ(2ピン、3ピン、5ピン)です。
その他のピンは使用していません。
HF帯
A
機種により仕様が異なります。
【据置タイプ】
リーダライタ自体に接点入出力の機能を持っていないため、上位側(PC、PLCなど)で機能を準備いただき、制御する必要があります。
例)
上位側に接点入出力ボードを接続
(スイッチやセンサーなどの)センサー情報を同ボードに入力
上位側でタイミング制御し、リーダライタへコマンドを発行
【基板モジュール】
I/Fモジュール:TR3-IF-1C(RC232C)/TR3-IF-U1A(USB)/TR3-IF-N4(TCP/IP)
リーダライタモジュール:TR3-C202
I/FモジュールのIO用コネクタ(IO2信号)が、トリガー入力の機能を有しています。
このIO2信号は、リーダライタモジュールのCPUのポートに接続されており、IFモジュール内部でプルアップされていますので、 センサー側の出力を無電圧a接点信号としてIO用コネクタの「GND/IO2信号」に接続することで実現可能です。
リーダライタの側の設定を変更することで、IO2信号がLowレベル(=センサーON)の間だけ読み取り動作を行うことが可能となります。
注)IO2がLowレベルの間だけ読み取りを行いますので、読み取り中はセンサー出力ONを維持する必要があります。センサー出力がチャタリング(意図しない高速でのON/OFFを繰り返すような状態)を起こすような仕様だと読み取りも安定しません。
HF帯 UHF帯 LF帯
A
USBインターフェイス経由で上位と接続する場合、現行機は、FTDI社のチップセット(仮想COMポート)を利用しており、使用クラスとしては、【USB通信クラス(Communication Device Class、略してCDC)】となります。
また、CDCのサブクラスとして、CDC-ACM (Abstract Control Model)を利用しており、そのためのデバイスドライバが準備されています。
リーダライタを接続する上位機器のOS(WindowsやLinuxなど)のご利用環境に応じてインストールなどして、ご利用ください。
FTDI社のWebサイトは以下になります。